《上州真田》真田の街 にぎわう 沼田でまつり 物産販売や武将隊演武

上毛新聞
2016年11月15日

第1回上州沼田真田まつり―戦国ストリート2016(沼田市主催)が12日、同市の本町通りを中心に始まった。真田氏ゆかりの市町村のブースが並んだ物産販売や、上州真田武将隊によるステージ、NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当する黒田基樹駿河台大教授の講演などが行われ、家族連れや歴史ファンでにぎわった。13日まで。
会場には真田の赤備えをイメージした手作り甲冑(かっちゅう)を用意した撮影コーナー、城の形をしたふわふわドームが設けられた。
ステージでは同武将隊が踊りや演武を披露し、集まった子どもたちとチャンバラをして盛り上げた。沼田商工会議所のキャラクター「小松姫」をはじめ、県内外の真田氏ゆかりの自治体のゆるキャラ10体が、2組に分かれて玉入れなどで争うイベントも行われた。
まつりに合わせて、歴史の残る街中を着物姿で散歩する企画も開催された。
13日は武者行列や信州真田鉄砲隊の演武、沼田城主を務めた真田信之と小松姫夫妻になりきったカップルが式を挙げる「城主の嫁取り」が行われる。大河ドラマファンがツイッターに投稿した真田丸のイラストパネル50枚を市内の商店街に飾る「#街かど丸絵展」のPR行事や、市が新たに作成した観光ポスターのお披露目もある。

 

【写真】ステージで子どもとチャンバラをする上州真田隊.

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