警棒を麺棒に持ち替え第2の人生 元警察官がうどん店 下野

下野新聞
2016年9月18日
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 【下野】昨年春、警察官を退職した石崎孝雄(いしざきたかお)さん(61)が、石橋の自宅隣にうどん店「讃岐うどん処 合掌 松屋」をこのほどオープンした。2013年の「県民の警察官」として表彰されている石崎さん。警棒を麺棒に持ち替え、日々奮闘している。

 大学を卒業して県警察官を拝命したのは1978年4月。佐野署南交番を振り出しに、矢板署、宇都宮東署、鹿沼署、県警本部などで勤務した。在職37年。「防犯(生活安全)畑29年。万年警部補です」と笑う。

 1987年にNHKで放映された「男の料理」で手打ちうどんの魅力に興味を持った。しかし、「その時は、まさか自分がうどん店を開店するとは夢にも思わなかった」。

 2006年の本部生活安全課勤務時に捜査で佐野市に8か月間通った時、「評判のいい、うまくて安いうどん店の主人に会った」のがうどん店開店のきっかけだったという。「自分もうどんを打つと伝えたら粉1キロを渡され、打って持参したところ、へたくそ野郎と一喝された」と振り返る。「それ以来、いろいろとアドバイスを受け続け、退職2年前に(開店しても)大丈夫だろう」と太鼓判を押された。当初、うどん店の開店を渋っていた妻昌江さん(59)も根気強く説得した。

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