潮来で延方相撲 “豆力士”に声援

茨城新聞
2016年8月1日

潮来市新宮の鹿嶋吉田神社に伝わる県無形民俗文化財「延方相撲」が31日、同神社境内で開かれた。子どもの健やかな成長を祈って奉納される花相撲では、未就学児たちが父親と共に土俵入り。立派な化粧まわしを締めたかわいらしい“豆力士”の取り組みに、集まった大勢の見物客から声援が送られた。

延方相撲は約340年前の江戸時代、同市徳島地区一帯で相次いでいた漁場を巡る紛争が収められたことを祝って、同神社に奉納されたのが始まりといわれ、江戸勧進相撲の格式で現在に伝えられている。

花相撲では、「のこった、のこった」の行司の声とともに豆力士が元気に押し合うと、見物客らに笑顔が広がった。ほかにも、地元の小学生や大人の相撲も行われ、「新手二人がかり」「大三番」など古式の取り組みも取り収められた。

当番区の東区の今泉宏通区長は「地域みんなで心一つに準備を進めてきた。この土俵は延方地区全体の絆の証し。この例大祭が続いていることは、絆を絶やさないという意味があることを知った」と話した。 

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