ヨットに乗って 北浦湖上を観察 親子4組10人 

茨城新聞
2016年7月11日

親子でヨットに乗り、湖上観察をする「北浦ヨット湖上親子観察会」が10日、北浦北部の湖上で開かれた。世界湖沼会議北浦北部地域推進会議(大曽根政幸理事長)が主催し、麻生ヨットクラブ(内田正規会長)の会員らが指導に当たった。

参加したのは4組10人の親子。行方市馬渡の船だまりに集合し、ヨットが風上に進む仕組みなどについて同クラブ会員から説明を受けた後、3艘のヨットに分乗した。風向きによって帆が頭上を行き来する動きなどを体験しながら、ゆったりと帆走を楽しんだ。

湖上で水質やプランクトン調査も行われ、参加者は「アオコが多かった」「酸性が高いようだ」などと感想を話した。家族5人で参加した和泉智昭さん(42)=鉾田市大蔵=は「釣りをしたことはあったが、湖上観察は初めて。体験できてよかった」と話した。

同推進会議事務局は「水環境を守りながら地域の活性化につなげていきたい。今年の秋にも開催し、2018年の湖沼会議を目標に継続していきたい」としている。

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