「ユリ根」弁当いかが 行方の有志ら開発 10日開幕 「山百合まつり」で販売

茨城新聞
2016年7月5日

行方市井上の山百合の里と隣接する西蓮寺でヤマユリの整備を続ける地元有志「井上山百合の会」が、弁当屋と共同でユリ根をふんだんに使った「ゆりね弁当」を開発した。和菓子の「ゆりね和スイーツ」とともに、10日開幕の「ふるさと山百合まつり」で販売する。

19回目を迎える同まつりは関東随一、2万本以上のヤマユリが群生する里山を会場に毎年開かれている。「ゆりね弁当」は、「ヤマユリの花を見てすぐに帰るのでなく、ゆっくりと里山を楽しんでほしい」との思いで同会の関野謙一さん(67)が、同市玉造甲の弁当屋「マルゴストアー」の荻久美子さん(50)に呼び掛けて共同開発した。

弁当は、ユリ根のかき揚げやきんぴら、きんとん、コロッケのほか、ユリのつぼみの浅漬けなど“ユリづくし”。ご飯の上にもユリ根を散らした。「初めての食材で苦労した。失敗を重ねて何度も作り直し、おいしいお弁当ができた」と荻さん。「ジャガイモやサトイモに似ているユリ根の食感と、独特の風味を残すように工夫した」と話す。

関野さんは裏ごししたユリ根を使い、舌触りと、品のある甘さが魅力の和菓子「ゆりね和スイーツ」も開発した。

「ゆりね弁当」は500円(税込み)、「ゆりね和スイーツ」は300円(同)。ともに1日限定30食。

ふるさと山百合まつりは10~24日。午前9時~午後4時。里山保全活動への賛助金として300円(高校生以下は無料)。会期中には会場でミニコンサートやガーデニングフェアも。問い合わせは市観光協会(電)0299(55)1221

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