紅梅二分咲き、漂う香り 筑波山梅まつり開幕
茨城新聞
2018年2月15日
関東平野と梅を一望できる「第45回筑波山梅まつり」(同実行委員会主催)が14日、つくば市沼田の筑波山梅林を中心に開幕した。初日から多くの観光客が訪れ、咲き始めた紅梅と園内に漂う香りを堪能した。3月21日まで。
現在、紅梅は二分咲きで白梅がつぼみの状態。今年は寒さの影響もあり、開花が例年に比べ1週間ほど遅れているという。見頃は3月上旬。17日に開幕する水戸の梅まつりに先駆けて始まった。
梅林は筑波山の中腹にあり、斜面に白梅、紅梅などが約千本植えられている。「展望あずまや」から見下ろす関東平野の大パノラマも魅力。訪れた古河市三杉町の染谷実さん(71)、きみ子さん(68)夫妻は「梅が山の斜面に広がり、見晴らしがいい。水戸の梅まつりとはまた違う趣が楽しめる」と話した。
会期中、筑波山梅林と筑波山神社を結ぶ無料周遊バスを運行。土日曜には観光大使が出迎え、土日祝日は観光ボランティアが園内を案内する。
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