標識も自慢のタネ? 鹿沼市が「かぬまじまん」115項目選定

下野新聞
2016年5月4日

【鹿沼】市は合併10周年記念事業の一つとして、115項目の「かぬまじまん」を選定した。市内外に自慢できる風景、歴史、物産・食、イベント、芸術などを市民に募り、245通の応募から市民会議が選定した。市は地域資源、“もう一つの鹿沼の魅力”として市内外にアピールする考えだ。

同事業は、市の魅力や実力を市民全員で再確認し、市内外に大きく広めることが目的。

かぬまじまんに選ばれたのは、すでに広く知られている「彫刻屋台」や「発光路の強飯式」などの伝統行事やイチゴ、ニラなどの特産品。さらに、地域に限定されたものも多い。

「板荷かるた」は板荷地区に関わる内容で、1976年に元板荷郵便局長が作った。「鹿沼の野球」は古沢組の都市対抗出場、鹿沼農商高(現鹿沼商工高)が2度甲子園出場を果たすなど鹿沼の野球が盛んな実績から。石橋町にある通称「青看」と呼ばれる交通案内標識に、通称「おにぎり」と呼ばれる国道の標識が六つも並んでいることを取り上げた「おにぎりが6個も並ぶ青看」などのユニークなものもある。

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