書店に「64」コーナー 映画公開前に 昭和64年の新聞パネルも 高崎
上毛新聞
2016年5月7日
元上毛新聞記者の作家、横山秀夫さん原作の映画「64(ロクヨン)」(前・後編2部作)の前編が7日に公開されるのに先立ち、高崎市棟高町のイオンモール高崎は、映画の関連コーナーを設けた。パネル展示や本の特設売り場が多くの買い物客の興味を引いている。
同モール内2階の未来屋書店では、店舗入り口に「64」特設売り場を設置。原作小説の単行本を上下巻並べ、小説のキーワードを書いたポップで客の目が向くよう工夫した。中村元店長は「映画だけでなく小説も一緒に楽しんでほしい」とアピールした。
同書店脇と3階イオンシネマ近くの通路には、映画の登場人物やロケ地の紹介パネルを各場所に3枚ずつ展示した。
時代背景が分かるようにと、昭和天皇の崩御を伝える号外など、昭和64年1月1日から7日までの実際の上毛新聞を引き延ばしたパネルも展示。高崎市京目町の会社員、上田吏江子さん(37)は「パネルを見て地元がロケ地になっていると知った。映画が見たくなった」と足を止めて見入っていた。
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