黄金色の果実 仕上がり上々 宇都宮のナシ園 「幸水」収穫期迎える
下野新聞
2022年8月16日
国内有数のナシ産地で知られる宇都宮市で「幸水」が収穫期を迎えた。
同市下荒針町の阿部梨園では幸水やにっこりなど9品種を広さ2・7ヘクタールの農園で栽培。実の大きさにこだわりがあり、自宅用のほか残暑見舞いなど贈答用としても需要が高まっているという。15日は黄金色の実が鈴なりになった園内をくまなく歩き、早朝から約1時間で約130キロを収穫。同園の阿部英生(あべひでお)代表(45)は「暑い日が続いたおかげで、大きく順調に育って仕上がりもいい」と話した。
幸水の収穫は今月いっぱい。今後は豊水やあきづき、にっこりなどが順にシーズンを迎え、作業は11月ごろまで続くという。