ぐんまマラソン リバーサイド3年ぶり復活 3種目で1万5000人募集
ぐんまマラソン実行委員会は8日、11月3日に開催する第32回大会(群馬県、前橋市、高崎市、群馬陸協、上毛新聞社主催)をフルマラソン(42.195キロ)、10キロ、リバーサイドジョギング(約4.2キロ)の3種目とし、20日午前10時からランネット(https://runnet.jp)などで参加を受け付けることを発表した。リバーサイドジョギングは2019年以来、3年ぶりの復活。参加者数も1万5千人と例年の規模に戻す。
フルは5千人、10キロは4千人、リバーサイドジョギングはジュニアスピードランを含めて6千人を募集する。フル、10キロ、リバーサイドジョギングともに例年通りのコースで実施。密環境回避のため時間差でグループごとにスタートする。
新型コロナウイルスへの感染対策は継続する。各種目で参加者に出走前とゴール後にはマスクを着用してもらう。1週間前からの健康チェックと当日は会場で全参加者が検温し、新型コロナウイルスワクチン3回接種済みか、大会当日から3日以内のPCR検査、抗原定量検査での陰性を証明書や画像などで確認する。小学生以下については、本人がワクチン接種などの条件を満たしていなくても、中学生以上の同居者と会場までの送迎者が条件を満たしていれば参加が可能。
大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年の第30回大会をウェブマラソンで代替開催。21年はフルと10キロの2種目で9千人規模に縮小して実施していた。
参加料はフルが1万3千円、10キロは一般6千円、中高生3千円、リバーサイドジョギングが一般3千円、高校生以下1200円。
同実行委は赤色を基調にした群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」をメインとしたポスターを作製。募集開始に合わせて県内各所に配布する。
■新たに出走権付き宿泊プラン販売
ぐんまマラソン実行委員会は今回から新たに、第32回大会の出走権と前泊と後泊の2種類の宿泊を組み合わせたプランを売り出す。対象はフルと10キロ。
前泊プランは前橋、新前橋、高崎の各駅周辺のホテル宿泊で、最寄り駅から会場までのシャトルバスを利用できる。
後泊プランはぐんまマラソン参加後に伊香保温泉の各施設に宿泊。夕食に疲労軽減効果があるとされる「上州地鶏」を使った料理が提供される。開催日は会場から宿泊場所まで無料で送迎する。両プランの利用者には給食所で配布される食品や、ぐんまマラソンのグッズを会場でプレゼントする。
県内最大規模のランニングイベントであるぐんまマラソンを観光振興につなげる狙い。大会公式ホームページの専用エントリーページから申し込むことができる。
詳細は大会公式ホームページへ。