1万2000本 彩り競う 鹿沼市花木センター 見頃迎えたルピナス
下野新聞
2022年4月23日
鹿沼市茂呂の市花木センターで約1万2千本のルピナスが見頃を迎えている。
ルピナスはマメ科の多年草で、ピンク、紫、白、黄色の花を咲かせ、甘い香りを発するのが特徴。同センターは6年前、園内の傾斜地を「ルピナスの丘」と名付けて植栽を始め、今年は去年より2千本増やした。
22日は朝から多くの家族連れなどが観賞に訪れた。下野市上古山、主婦日下田茜(ひげたあかね)さん(33)は「色とりどりできれい。来年も来たい」と楽しんでいた。同センターによると、あと1週間程度楽しめる。御地合晋守(おちあいしんじ)理事長(64)は「ぜひ美しい花々を見に来てリラックスしてほしい」と話した。
観賞は無料だが、花を楽しむ環境づくりに活用する緑化協力金への寄付を募っている。23日からは園芸講習や盆栽展示などの催し「花と緑のフェスタ」が開かれる。