愛宕山彩る2000本の桜　茨城・笠間で「あたご山桜まつり」

約2千本の桜を楽しめる「あたご山桜まつり」(笠間観光協会主催)が、茨城県笠間市泉の愛宕山で開かれ、家族連れらでにぎわいを見せている。5月8日まで。

標高約300メートルの同山には、約20種類2千本の桜があり、今月上旬からソメイヨシノやヤマザクラなどが麓から登るように開花。このほか、シダレザクラ、エドヒガン、オオシマザクラなども下旬ごろまで山肌を彩る。山頂付近には、愛宕神社や大駐車場、フォレストハウスがあり、展望デッキからは太平洋や霞ケ浦を一望。薄紅色の桜の花と眼下に広がる風景との対比も見どころとなっている。

花見に際して、同観光協会は新型コロナウイルス感染防止のため、「マスク着用と手指消毒、人との間隔を十分取り、感染拡大防止を目的としたアプリ『いばらきアマビエちゃん』にも登録してほしい」と呼びかけている。

問い合わせは同観光協会(電)0296(72)9222。