かれんな花春を謳歌 那珂川 カタクリが見頃
下野新聞
2022年3月31日
【那珂川】三輪のカタクリ山公園に群生するカタクリが見頃となり、淡い紫色の小さな花々が春の陽気を謳歌(おうか)している。
地元有志でつくるNPO法人山野草保存会が民間の山林を手入れし、約30年前から公開している。園内の斜面約3ヘクタールに自生する約100万株は例年通り、20日ごろに開花した。
五分咲きとなった30日は天候に恵まれ、県内外から大勢の人々がカタクリの観賞と園内の散策を楽しんだ。茨城県桜川市と筑西市から訪れた70歳の主婦2人は「毎年この時季になるとワクワクして、自然と足が向いてしまう」と話した。
見頃は4月上旬まで。開花期間中の駐車料金はバス1500円、乗用車500円。開園時間は午前8時半~午後4時。(問)同保存会0287・96・4939。