地域観光 スイーツでPR 佐野の赤見温泉 「弁財天ヨーグルトアイス」発売 市内企業と連携 新商品も
【佐野】赤見温泉の観光関連業者などで組織する磯山弁財天観光協会はこのほど、地域の観光を手軽なスイーツでPRしていこうと、「弁財天ヨーグルトアイス」の販売を始めた。今後も随時、市内の食品関係企業などと連携を進め、新たなアイス菓子を商品化する方針。同協会事務局は「地域のイベントなどで多くの皆さんにPRしていきたい」としている。
赤見温泉のある出流原地区は、日本名水百選に認定された「出流原弁天池」などで知られる市の観光名所の一つ。同協会はこれまで清涼飲料のラムネ販売も手掛けており、「弁財天」の名を冠した新商品の投入で新たな魅力の発信を目指す。
弁財天ヨーグルトアイスは、市内のアイス菓子会社に製造を依頼。同協会担当者は「健康に気を配っている方や子どもにも安心して口にしてもらえるよう、卵や増粘剤は使っていない」とした上で、「べたつきが残らないさらっとした口当たりが特徴」と説明する。
パッケージデザインは、JR佐野駅前に一昨年設置された市の観光PR看板のイラストを描いた、お笑いタレントで市地域おこし協力隊員のテルさんが担当した。100グラム入りカップで価格は300円。当面は同協会事務局があるホテル一乃館での販売となる。
また、同協会は市内の酒蔵などとの連携も模索している。担当者は「今考えているのは甘酒やプロテインなどが入った新商品。早ければ9月にも商品化したい」と話している。(問)同協会0283・25・0228。
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