《茨城　桜めぐり》高萩・さくら宇宙公園　春色越しのパラボラ

満開の桜の向こうで、巨大なパラボラアンテナ２基が空を見つめる。高萩市石滝のさくら宇宙公園（衛星通信記念公園）。もともとは衛星通信の実用化に向けた実験施設「茨城宇宙通信実験所」として、1963年に開所された。

2007年の閉所後は、アンテナの足元にソメイヨシノなど約200本が咲き誇る観桜の名所となった。開所当時に植えられた桜は、今や見事な花付きで人々を和ませる。

※茨城県は、これまでの新型コロナウイルス感染拡大の傾向を踏まえ、10日まで「まん延防止警戒期間」を設定。感染症対策を徹底し、花見での宴会を控えるよう呼び掛けている。