優雅に集え スワンの里へ 壬生の黒川 ハクチョウ37羽飛来
下野新聞
2021年1月8日
【壬生】ハクチョウの群れが羽生田の黒川に飛来し、越冬している。優雅に川面を泳ぎ、時に大きな翼を広げて飛び立つ姿を見に、連日、写真愛好家や家族連れが訪れている。
黒川ハクチョウの里・羽生田の会の杉山文雄(すぎやまふみお)会長(70)によると、今季、冬の使者が姿を見せたのは昨年10月中旬。それから、いくつかの群れが飛来し、5日時点で、37羽が黒川橋の下流で越冬している。
杉山さんらは、ハクチョウが飛来するようになった5、6年前から、河川の清掃や毎日の餌やりなどハクチョウの保護活動を続けている。そのかいあって、飛来するハクチョウの数は年々増えているという。
杉山さんは「毎年、ハクチョウの数が倍々で増えている。ハクチョウの里として壬生の観光名所にしていきたい」と話している。
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