足利学校で、孔子まつる伝統行事 「釋奠」で祭壇にお供え
下野新聞
2015年11月24日
【足利】儒学の祖・孔子(こうし)とその弟子に供え物をささげて祭る市重要民俗文化財の伝統行事「釋奠(せきてん)」が23日、昌平町の史跡足利学校孔子廟(びょう)で行われた。
同学校の釋奠は室町時代に始まったとされ、いったん途絶えた後、明治時代の1907年に再興された。国内で釋奠を行っているのは、東京都の湯島聖堂や岡山県の閑谷学校など数カ所のみ。
儀式では、市民らでつくる釋奠保存委員会の間宵勉(まよいつとむ)会長ら15人が祭官を務め、祭壇に肉や野菜、米などを供え、孔子らをたたえる祝文を読み上げた。約200人は、厳かな雰囲気の中、静かに進行を見守った。
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