星野リゾート、土浦駅ビルにホテル開業 客室に自転車持ち込み
茨城新聞
2020年3月20日
星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路代表)が運営するサイクリングホテル「星野リゾートBEB5(ベブファイブ) 土浦」が19日、JR土浦駅ビルのサイクル拠点「プレイアトレ土浦」(土浦市有明町)に開業した。茨城県内初進出で、自転車を持ち込める客室などサイクリストのニーズに応える工夫をこらした。
ホテルはプレイアトレ土浦の3~5階で、延べ床面積は約5千平方メートル。客室は90室で料金は1泊6千円から。客室は壁に自転車を飾れるラックを備えたツインタイプの「サイクルルーム」のほか、上段がベッドスペース、下段がソファ兼ベッドの「やぐら」を設けた「ヤグラルーム」、ビジネス客向けのダブルルームの3タイプ。
エントランスからフロントに続くパブリックスペース「TAMARIBA」は、クラフトビールやワインなどを提供する24時間営業のカフェを備え、ペダルをこぐ力を使ってミキサーを回し、スムージーを作る「フェンダーブレンダー」なども楽しめる。
宮越俊輔総支配人は「(愛好者はだけでなく)初心者やビジネス客など、いろんな方に『自転車を通して楽しむ滞在』を提案していきたい」と話した。
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