ロープ使い木登り 4月から毎週末に新企画 城里町・ふれあいの里 

茨城新聞
2016年2月19日

 城里町上入野の町立キャンプ場「ふれあいの里」は4月から、ロープを使って木に登る「ツリークライミング」など三つの新企画を毎週末に開催し、施設の利用促進を図る。16日は企画のお披露目会が開かれ、県の観光PRを担う「いばらき夢ガイド」や町職員ら10人が参加し、実際に楽しんだ。
 同キャンプ場は宿泊棟やオートキャンプ用の区画などが設けられ、年間約3万人が利用する黒字施設。指定管理者の町開発公社は「宿泊、バーベキュー以外の魅力を高め、再訪者をさらに増やしたい」と意気込む。
 魅力向上につなげる新企画のうち、ツリークライミングは専用のロープや安全保護具を利用して木に登り、自然と触れ合う北米発祥の遊びで、国内でも人気が上昇中。敷地内には枝ぶりが良く、最適とされる落葉・広葉樹が多いため、これを活用する。
 ほかに、町内産のキノコなどを載せたピザの窯焼き体験と、敷地内の手入れで出た木材を燃料に使った石焼き芋体験も実施。3企画とも事前予約制で毎週土曜に開催し、団体利用には随時対応する予定だ。
 お披露目会で、参加者たちは樹上からの眺めや、風味豊かな料理を堪能。いばらき夢ガイドの大高牧子さん(26)は「木の上は気持ちよく、ピザも焼き芋も格別においしかった。利用をお勧めしたい」と笑顔で話した。

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