吟醸「水戸天狗党」販売 10日から 華やかな香り人気

茨城新聞
2019年12月6日

県内の酒店主らでつくる「一心会」は10日から、吟醸生搾り酒「水戸天狗党」の販売を始める。

水戸の名を高めようと、1999年から毎冬千本限定で発売。県産の酒造好適米「美山錦」を使用した吟醸酒で、明利酒類(水戸市元吉田町)が同社発祥の酵母を使い醸造。アルコール度数は16度とやや高めだが、口当たりが良く、華やかな香りが女性にも好まれ、人気を集めている。

同会事務局を務める水戸酒類販売(水戸市根本)の加藤正蔵さんは「市内の酒店の生き残りを図ろうと取り組んだのが始まり。今年は11月に入ってから急に寒くなったため、いいお酒ができた。実際に天狗党がたどった地でも飲んでもらおうと、土浦や石岡、大子など県内約15の酒販店でも取り扱っている」と話す。

価格は1・8リットル入り2860円(税込み)。問い合わせは一心会事務局の加藤さん(電)090(1540)7876

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