八ツ場ダム湖、初の紅葉 長野原

上毛新聞
2019年11月23日

 試験湛水(たんすい)中の八ツ場ダム(長野原町)は、ダム湖に水がたまった状態で初めて紅葉の時季を迎えた=写真。山々の鮮やかな紅葉と湖面の対比を一目見ようと訪れる観光客が増え、無料の展望台「やんば見放台」(同町川原畑)では今月、2015年9月の開設からの来訪者が75万人に達した。

 国土交通省八ツ場ダム工事事務所によると、19日午前9時時点の貯水位は標高555.2メートルで貯水率は27.9%。国や県、地元で構成する同ダム水源地域ビジョン協議会(事務局・八ツ場ダム工事事務所)が来月6日までダム湖名を募集している。