出足好調、朝からにぎわい 益子 秋の陶器市

下野新聞
2015年11月1日

 【益子】恒例の「秋の陶器市」が31日、益子焼の販売店や窯元が集まる城内坂、道祖土(さやど)両地区などで始まった。4日まで。

 陶器市は春と秋の年2回開かれ、96回目。会場は朝から多くの観光客でにぎわい、初日の来場者数は約4万7千人(町観光協会発表)と、昨年初日の約3万8千人を約9千人上回った。同協会副会長で益子焼窯元共販センターの鍛治浦豊(かじうらゆたか)社長(53)は「午前9時ごろには駐車場が満車になるなど、例年にない人出だった」と話した。

 今回は渋滞緩和を狙い、町内巡回バスを今春の計2台から計3台に増便した。バスを利用して町内を巡る観光客の姿も見られた。

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