本場の味、宇都宮餃子祭りにぎわう
下野新聞
2015年11月1日
宇都宮餃子(ぎょーざ)の最大のイベント「宇都宮餃子祭り2015」(同実行委主催)が31日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園で始まり、県内外から多くのファンが詰め掛けた。1日まで。
今年は25店が出店した。「焼き」「水」「揚げ」など基本の味に加え、ドレッシングをかけてサラダ感覚で味わう「ゆで」や、カレー塩味やゆず塩味の揚げギョーザなども登場した。「餃子の街」ならではの多彩なメニューで、遠方からの客の期待にも応えた。
午前10時の開幕直後には数十分から1時間待ちの長い列ができ、一帯にギョーザを焼く香ばしいごま油の香りが漂った。家族連れや友人同士で、次々と店をはしごする姿も見られた。
埼玉県久喜市、主婦神川陽子(かみかわようこ)さん(37)は「いっぺんに有名店の味比べができる」と、うれしそうに6皿目を平らげていた。
来年3月の北海道新幹線開業を控え、函館市と北海道もブースを設け、「北の大地」の魅力をPRしていた。
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