温泉街彩る光の演出 日光・鬼怒川、10月4日まで

下野新聞
2015年9月26日

 さまざまな明かりで鬼怒川温泉街をライトアップする「月あかり花回廊 第6章」が25日、日光市藤原の鬼怒川公園を主会場に始まった。発光ダイオード(LED)を利用して藤の花をイメージしたアーチ型トンネルや光を当てた赤や白、紫の和傘のオブジェが温泉街の夜を彩った。10月4日まで。

 月あかり花回廊実行委員会(高橋真由美(たかはしまゆみ)委員長)が主催し、ことしで7回目。期間中はジャズや津軽三味線、和楽器演奏が披露されるほか、地元食材を使った「おもてなし屋台」や鬼怒川・川治温泉街の旅館やホテル計20施設で日帰り入浴(1回500円)できる「湯めぐり散歩」などの各種イベントが開かれる。

 雨模様の中、同市鬼怒川温泉滝から訪れた会社員渡部葉月(わたなべはづき)さん(20)は「青白い光を放つ藤の花がとても幻想的できれいですね」と見入っていた。

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