発酵文化PRへ 今年もイベント 日光・ニコニコ本陣で9月 企業連携 限定ビール 中心市街地活性化狙う
【日光】クラフトビールなどを通じ、日光の発酵文化をPRする初のイベント「NIKKO Craft Beer Festa(ニッコウクラフトビアフェスタ)2019」(同実行委員会主催)が9月6~8日、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」多目的広場で開催される。昨夏まで開催されていたビールイベント「オクトーバーフェスト」に代わるイベントとして企画。日光に根付く発酵文化に注目し、中心市街地の活性化を目指す。
これまでは主に海外産のビールを提供するオクトーバーフェストを開催していたが、昨年で休止に。しかし「今後もビールイベントを日光に根付かせたい」と新たに今回のイベントを企画した。
今市の老舗酒蔵「渡辺佐平(わたなべさへい)商店」の酒かすや小倉の醸造元「樋山昌一(ひやましょういち)商店」のこうじを使ったイベント限定のクラフトビールなどを提供する。現在、ビールを醸造中で、同実行委員会は「味については会場に来て楽しんでほしい」としている。価格はより多くの人に楽しんでもらえるよう、1杯500~600円に設定する。
当日の会場には70席程度の飲食スペースが設置され、日光産ブランド豚「日光HIMITSU豚」を使ったつまみなども楽しめる。同実行委員会の担当者は「7、8日には酒蔵見学ツアーもある。アルコールを楽しむだけでなく、市街地のまち歩きにもつなげたい」と話している。
6日は午後4~9時、7日は午前11時~午後9時、8日は午前11時~午後5時。
(問)同実行委員会0288・25・5557。