新緑背にこいのぼり 常陸太田 竜神大吊橋周辺1000匹

茨城新聞
2019年4月25日

常陸太田市の「第30回竜神峡鯉のぼりまつり」の開幕に向け、24日、メイン会場の竜神大吊橋周辺で、こいのぼりの設置作業が行われた。新緑の山々を背景に群泳する約1000匹のこいのぼりが行楽客を迎えるための準備が大詰めを迎えている。

同日の作業には、同まつり実行委員会や市観光物産協会、会場で開かれる物産市の出店関係者ら約30人が参加。高さ約10メートルの竹ざおに、長さ約5~2メートルのこいのぼり3匹を結んで大吊橋の駐車場や道路沿いなどに立てた。

10年以上前から設置作業に関わっている出店関係者の岩間和男さん(80)は「今日は風がなくて作業がやりやすかった。渓谷からの風に負けないようにしっかり据え付けた。好天に恵まれ、多くの人に新緑とこいのぼりを楽しんでもらえれば」と汗を拭っていた。

同まつりは27日から10連休を含む5月12日まで開催。地元の特産品や山菜が並ぶ物産市や○×クイズ大会などを実施してイベントを盛り上げる。4日は野だて茶会、「こどもの日」の5日は小中学生の大吊橋渡橋料が無料で、似顔絵コーナーなども設け、6日はバルーンアートが行われる。問い合わせは同市観光物産協会水府支部(電)0294(85)1116

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