ぶっつけ“響演” 大田原屋台まつり
下野新聞
2019年4月23日
江戸時代から続く伝統行事「大田原屋台まつり」が20日始まり、大田原市新富町1丁目の金燈籠(かなどうろう)交差点で9台の屋台がおはやしを競う「ぶっつけ」が披露された。
大田原神社の例大祭として、毎年4月に行われる。今年は市無形民俗文化財に指定されてから初の開催。この日は宵まつりが行われ、午後7時に9町の彫刻屋台が同交差点に集結。豪華絢爛(けんらん)な屋台同士がぎりぎりまで近づき、各町独特のおはやしを競演した。同市元町、大田原小4年町井唯花(まちいゆいか)さん(9)は「ぶっつけを楽しみにしてきた。太鼓が響いてすごく格好良かった」と目を輝かせていた。
21日は本まつりで、ぶっつけは午後6時から同交差点で披露される。市中心部は午前10時~午後8時に歩行者天国となる。