那須に「星野リゾート」 農業や自然体験テーマ 「西洋型」ホテル、今秋開業

下野新聞
2019年4月17日

 全国でリゾートホテルや旅館などを手掛ける星野リゾート(長野県軽井沢町)は16日、那須町高久乙にリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ那須」を今秋に開業すると発表した。豊かな自然の中で農業体験や、自然体験、文化交流を楽しむ「アグリツーリズモリゾート」をコンセプトに掲げる。

 ホテルは2017年8月に営業を終了した高級リゾートホテル「二期倶楽部(くらぶ)」の施設を改装する。客室は43室。洗練されたデザインを施し、豊富なアクティビティを備える、同社の西洋型リゾート「リゾナーレブランド」としてオープンする。同ブランドは全国で4施設目。

 開業について、同社の担当者は「那須エリアは都会から近いのにもかかわらず、四季折々の自然を身近に感じることができる。コメ作りなど地域の生産活動に触れる体験を軸に、新たな旅のスタイルを提案したい」と説明した。さらに、ターゲットは「若い女性やファミリー層など、幅広く見据えている」という。

 約13万8千平方メートルの敷地に、宿泊棟と農園「アグリガーデン」、アクティビティ施設「POKO POKO(ポコポコ)」、レストラン2施設を設ける。アクティビティ施設には、全長約6・5メートルの網を張り巡らせた「ネット遊具ゾーン」と、飲食ができる空間を設ける予定。全体の工事は18年12月に着工している。

 予約は今年の夏から受け付ける。料金は2人で1室を利用した場合、1泊朝食付きで1人当たり2万1千円から。開業日やレストランの概要など、詳しい情報は今後、随時発表していくという。同社は現在、旅館やホテルなど国内で36施設を運営している。県内では旅館の「界 日光」「界 川治」「界 鬼怒川」を手掛ける。