予想上回る人気 アクセス良く市外から4割 足利・屋内子ども遊び場開設1年

下野新聞
2015年12月6日

 子育てしやすいまちづくりを進めようと、足利市が朝倉町2丁目の商業施設「ヨークタウン足利」2階に設置した屋内子ども遊び場「キッズピアあしかが」が6日、オープン1周年を迎える。年間入場者は、当初計画の15万人を2万人近く上回る16万8千人となる見通し。国道50号からのアクセスが良いため市外からの来場者が予想以上だったという。一方、市内でも渡良瀬川北部などでの認知度が低いほか、来場者が多い休日の対応などで課題も浮き彫りとなっている。

 「オープン当初から20回は利用しています」

 “常連”を自認する同市末広町、保育士坂井圭佑(さかいけいすけ)さん(30)は3日午前、「ロールプレイゾーン」で遊ぶ1歳の長女を夫婦で見守っていた。「いろいろな遊び場があって、子どもの成長に合わせることができるのがいい。入場料100円で90分遊べるのも魅力」と目を細める。

 この日は平日にもかかわらず、坂井さん家族がいた時間帯だけでも85人が来場した。同施設は90分1クールの入れ替え制で、1日4クール営業。1日の利用者数は平日で200~300人、休日では700~800人に上るという。

 施設関係者が「想定外」と口をそろえるのが、市外利用者の多さだ。聞き取り調査によると、佐野、栃木両市など県南地域のほか群馬、茨城各県からも訪れており、市外来場者は約4割を占める。

 一方で「市北部や西部からの来場者が少ないことも分かった」とマネージャーの阿由葉洋平(あゆはようへい)さん(38)。「会員制交流サイト(SNS)を利用したPRなどを強化したい」と話す。

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