郷田王将-羽生名人 静かに激突 大田原で王将戦第3局始まる

下野新聞
2016年2月5日

 郷田真隆(ごうだまさたか)王将(44)に羽生善治(はぶよしはる)名人(45)が挑む「第65期王将戦七番勝負第3局」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大田原市、下野新聞社後援)が4日、2日間の日程で大田原市黒羽向町のホテル花月で始まった。初日は午後6時すぎ、羽生名人が32手目を封じて1日目の対局を終えた。

 今期王将戦は第1局で郷田王将が先勝、第2局を羽生名人が取り返した。

 郷田王将は午前8時40分ごろ、羽生名人は同50分ごろ対局室に入った。静寂の中、郷田王将が初手2六歩を指すと、報道陣から一斉にフラッシュがたかれた。

 この日は、大田原中将棋部の生徒15人が対局開始前後に対局室に入り、王将戦の雰囲気を間近で味わった。

 5日は午前9時から対局を再開。同10時から「大盤解説会」が同ホテル2階会場で行われる。

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