グルメで楽しむ大田原 初のブランド11件認定 地元の逸品、全国へ発信 和牛、スイーツ、地酒…

下野新聞
2019年4月9日

 【大田原】市ブランド推進協議会(会長・津久井富雄(つくいとみお)市長)はこのほど、市内の事業者や生産者から申請があった飲食品11件全てを「大田原ブランド」として初認定した。A5ランクの高級ブランド牛「与一和牛」をはじめ、地元農産物を使った加工食品、創作グルメなどで、栃木アフターデスティネーションキャンペーン(DC)などで市の魅力発信に活用する。

 「与一和牛」は関連商品を含め3件を認定。那珂川産アユを使った創作料理・食品や、道の駅那須与一の郷で人気の「ジェラートYoichi」、県内最多の6酒蔵が生産する「大田原の地酒」なども選ばれた。

 認定された「黒羽鮎(あゆ)どん」などを開発した「黒羽ながら会」会長で、前田のそば店「禅味一笑」店主の清矢彰(せいやあきら)さん(62)は「認定は通過点で、これからが大切。アフターDCや栃木国体に向けブランドをどう生かすのか、みんなで協力して考えていきたい」と語った。

 認定品は次の通り。

 与一和牛(与一和牛研究会)▽黒羽鮎どん(禅味一笑)▽与一和牛おやき(志ぶ家)▽あゆチップす(禅味一笑)▽十文字園のすかがわ茶(十文字園)▽大田原の地酒(大田原市の地酒とまちおこし研究会)▽与一和牛100%生ハンバーグ(MKファームフーズ)▽さんたからあげ(大田原とうがらしの郷づくり推進協議会)▽ジェラートYoichi(八百屋蔵人)▽阿久津家のこだわり米(阿久津政英)▽大田原前田牧場赤身牛(前田牧場)