桜彩る県南の春 茨城

茨城新聞
2019年4月4日

■つくばみらい・福岡堰

茨城観光100選にも選ばれている、つくばみらい市福岡の福岡堰(ぜき)で桜が見頃を迎え、家族連れでにぎわっている。

福岡堰は関東三大堰の一つ。小貝川と、その下流域の水田を潤す導水路の間に約1・8キロの堤があり、ソメイヨシノやシダレザクラが約550本植えられている。

市観光協会によると、3日現在で七分咲き。導水路にせり出した桜の枝は風情ある雰囲気を醸し出し、花見客が橋の上から写真撮影するなどしている。かすみがうら市から来た小野瀬幸江さん(70)は「桜に水、空、雲。色のコントラストが素晴らしい。また来たい」と話した。

■龍ケ崎・龍ケ岡公園

龍ケ崎市中里の龍ケ岡公園で6日、桜まつりが開かれる。会場に植えられた500本ものソメイヨシノは2日現在で八分咲き。当日に満開を迎えそうだ。市観光物産協会が主催する。市の観光大使もお披露目する。時間は午前10時から午後3時まで。雨天中止。

会場では、市名物のコロッケをはじめとする出店を予定。千円以上の買い物で抽選券がもらえる。歌と踊り、太鼓のステージも繰り広げられる。4代目となる龍ケ崎観光アンバサダーの委嘱式もある。問い合わせは市商工観光課(電)0297(64)1111

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