「五輪桜」花盛り 吉井・仁叟寺

上毛新聞
2019年3月28日

高崎市吉井町神保の仁叟寺(渡辺啓司住職)にあるコヒガンザクラ「五輪桜」が見頃を迎えた=写真。淡いピンクの花を咲かせた高さ15メートルほどの大木が、来訪者の目を楽しませている。

五輪桜は、地中から5本の幹が輪のように伸びていることから名付けられた。市指定の保存樹木で樹齢は80年以上。檀家(だんか)らが手入れをしており、落ち葉の堆肥で育てている。

26日は市内の長寿会の会員15人が訪れ、そよ風に揺れる花びらを楽しんだ。渡辺住職は「喜んでもらえてうれしい。見頃は4月初旬まで」と話した。問い合わせは同寺(027・387・3080)へ。

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