ハクサイ十兵衛食べて 伊勢崎 26店参加でフェア

上毛新聞
2019年1月29日

旬を迎えた伊勢崎市のブランドハクサイ「十兵衛」をPRしようと、市内26の飲食店が参加する「十兵衛フェア」が始まった。今年は天候に恵まれ、大きさも糖度も十分。各店がこの時季にしか味わえない自慢の料理を提供する。2月17日まで。
十兵衛は、市と地元農家でつくる「市『農&食』戦略会議」が2015年にブランド化した。糖度10度以上、重量3キロ以上という品質基準がある。生産者で同会議会長の渡部利明さん(58)=境保泉=は「生で食べるとフルーティーな食味や食感の良さを味わえる」と勧める。
カフェ・スアーヴ(茂呂町)は「十兵衛のシーザーサラダ」を提供。みずみずしさとサクサクした食感を生かすため、特製ドレッシングで水分を閉じ込めた。店長でシェフの須永亜有美さん(41)は「毎年お客さんが楽しみにしている。スタッフにも人気」と話す。
洋食厨房(ちゅうぼう)さくらさく(今泉町)は「十兵衛のグラタンスープ」、麺や蔵人(太田町)は「十兵衛とアサリのあんかけたんめん」を用意した。
フェア期間中、JA佐波伊勢崎の農産物直売所などで十兵衛を購入できる。レギュラー432円、ゴールド(4キロ以上)540円。
問い合わせは市農政課(☎0270・27・2757)へ。