新マンホールふた登場 大田原 与一くん家族勢ぞろい

下野新聞
2019年1月16日

 【大田原】市は、市のイメージキャラクター「与一くん」とその家族のイラストが描かれた下水道のマンホールのふたを初めて作った。2月16日に中央多目的公園入り口脇の歩道に設置するほか、道の駅那須与一の郷、トコトコ大田原、市役所北側駐車場にも順次設置を予定している。

 その地域ならではのデザインを施した「ご当地マンホール」は各地で人気がある。与一くんをデザインした空気弁と消火栓のふたはあったが、下水道のマンホールは那須与一(なすのよいち)が馬上から扇の的を射る場面をデザインしたものだけだった。

 今回は「与一くんファミリー」の妻愛弓(あゆみ)さん、娘の瑠璃姫(るりひめ)、息子の一矢(いっし)くんが勢ぞろいし、「与一の里大田原」をアピールしている。

 製造したのは下石上に栃木工場がある日之出水道機器(福岡市)で、単価は1枚19万1千円(税別)。市はトコトコ大田原で展示し、人気の「マンホールカード」も作成する予定。担当者は「市の下水道事業に関心を持ってもらい、PRにもつながれば」と期待している。