温泉マークでギネス認定  日光・鬼怒川小 旧校章「466人の人文字」

下野新聞
2018年11月2日

 日光市鬼怒川小の児童や地域住民ら466人が1日、同校グラウンドで温泉マークを人文字で作り、「人文字で地図記号を表した最多人数」のギネス世界記録に挑戦、達成した。

 温泉マークは、同校が1948年に旧藤原町第一小から独立してからの10年間、校章として使われていた。マークを「学校と地域の関わりのシンボルにしたい」と、同校校長がギネス世界記録への挑戦を企画。同校の児童数は91人だが、地域住民の協力を得て、認定に必要な250人を大きく超える人数を確保した。

 参加者は地面に記された目印を頼りに温泉マークを形成。認定のために5分間その状態を維持し、グラウンドは静まり返った。その後、ギネス世界記録の公式認定員、マクミラン舞(まい)さんがギネス認定を発表すると参加者の歓声が響いた。

 認定書を受け取った6年、内田慎太郎(うちだしんたろう)君(12)は「ギネス挑戦は一生に1度できるかどうか。達成できてとてもうれしい」と笑顔を見せた。