ジーコ氏「鹿島は誇り」 知事表敬、観戦呼び掛け
茨城新聞
2018年10月19日
サッカーJ1鹿島アントラーズのテクニカルディレクターに再任したジーコ氏(65)が18日、水戸市笠原町の県庁に大井川和彦知事を表敬訪問した。ジーコ氏は「茨城と言えば鹿島というチームに成長した。誇らしい気持ちでいっぱい」とチームの成長に目を細め、知事に試合観戦を呼び掛けた。
ジーコ氏は鹿島FCの庄野洋社長、鈴木秀樹取締役事業部長と共に来訪。鹿島のホーム・県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)が試合会場の一つになる2020年東京五輪について「(五輪が)決まった時はガッツポーズで喜んだ。14年に五輪があった地元リオデジャネイロ(ブラジル)のように地域活性化につながれば」と語り、県や鹿嶋市に対する協力を惜しまない姿勢を示した。
現在3位のリーグ戦に関しては「前半つまずいて差が広がった。厳しいが最後まで諦めない」と闘争心を強調。「タイトルの入り口まで来ている」と準決勝進出を果たしたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇にも意欲を示した。
観戦を誘われた大井川知事は「ジーコと2人で見るなんて夢のようです。家族に怒られそうだ」と感激。サイン入りの背番号「12」のユニホームを手渡され、満面の笑みで握手していた。
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