石井監督がV報告 鹿嶋市、パレード1月開催へ

茨城新聞
2016年12月23日

サッカーJ1鹿島アントラーズの石井正忠監督が22日、鹿嶋市役所を訪れ、Jリーグ優勝とクラブワールドカップ(W杯)準優勝を報告した。庁舎前で錦織孝一市長や池田芳範市議会議長のほか、多くの市職員らが拍手で出迎え、万歳三唱で快挙を祝った。錦織市長は優勝パレードを来年1月29日を軸に準備していると明かした。

鹿島は7年ぶりにJリーグ王者となり、開催国枠でクラブW杯に初出場。アジア勢として初めて決勝に進出し、欧州代表レアル・マドリード(スペイン)に惜敗したものの、堂々の準優勝を果たした。

花束を手に石井監督は「皆さんのおかげでJリーグチャンピオンシップで優勝することができ、クラブW杯も好成績を残せた」と感謝。「天皇杯の応援もよろしくお願いします」とあいさつした。

錦織市長は「日頃の努力のたまもの。大々的に優勝パレードをしたい。1月29日になると思う」と語り、市内で開く優勝パレードの日程を示した。市はチームに対し「特別功労表彰」も行う予定。

石井監督はJリーグ優勝を記念し、鹿嶋などホームタウン鹿行5市の全小学校にサッカーボールを1個ずつ寄贈する考えを示した。石井監督は21日に鉾田と潮来両市を訪問。神栖、行方両市も訪れる。 

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