花嫁行列、緑に映え 那須 地域住民、再現に協力
下野新聞
2018年6月21日
【那須】花嫁を馬に乗せて練り歩く昔ながらの花嫁行列がこのほど、芦野の遊行庵(あん)周辺で再現され、多くの地元住民や観光客らが夫妻を祝福した。
行列に参加したのは、昨年12月に結婚し同所に在住する町地域おこし協力隊の新川真己(あらかわまさき)さん(41)=沖縄県出身=と夏澄(かすみ)さん(37)=芦野出身。
結婚を地元にお披露目してもらおうと、地域住民らでつくる「芦野の里づくり委員会」が初めて企画。花嫁衣装のほか、かんざしや新郎の紋付きはかまなどは町民らの協力でそろえた。
行列は同委員会主催の「田植え祭り」に合わせて実施。一行は遊行庵を出発し、約1時間ほど練り歩いた。夏澄さんは「皆さんの協力がうれしく、感謝している。芦野の景色の美しさを再認識した」と話した。
見学に訪れた人たちからは「良かった」などの反響が多く寄せられたため、同委員会は希望者がいれば開催を検討していくという。
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