常総線 10日に全線で運転再開 水害から1カ月ぶり
茨城新聞
2015年10月9日
鬼怒川の堤防決壊による大規模水害で線路などが冠水し、一時全線で運転を見合わせていた関東鉄道常総線は、10日から、残る不通区間となっていた水海道-下妻駅間で運転を再開する。応急復旧工事が完了した。同区間の運転再開により、水害発生から1カ月ぶりの全線開通を迎える。
同区間の運行は当面、通常の3割程度となる上下線計28本の特別ダイヤで再開。代行バスの運行は9日で終了する。全線における通常ダイヤでの運行は未定で、同社企画課は「一日も早い本復旧に向けて工事を進めていく」としている。
常総線は9月10日、全線で運転を見合わせた。その後は区間ごとに運転再開を進め、8日現在、下妻-下館駅間で通常の約3割、守谷-水海道駅間で約9割の本数で運行、取手-守谷駅間では通常ダイヤで運行している。
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