プロレスや声優トーク 大洗 海楽フェスタに8万人

茨城新聞
2018年3月19日

大洗町の春祭り「海楽フェスタ」(町商工会、同青年部主催)が18日、同町港中央の大洗マリンタワー前広場をメイン会場に開かれた。町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)に出演する声優のトークショーや、ご当地レスラーによるプロレスが繰り広げられ、約8万人(主催者発表)の人出でにぎわった。

海楽フェスタは、東日本大震災で元気をなくしていた町を活性化しようと2012年に始まり、今年で7回目。グッズ販売など、ガルパンとのコラボ企画も充実しており、毎年多くのファンらが詰め掛けている。

メインイベントの一つ「路上プロレス」では、地元のレスラー、オーアライダーがラリアットや投げ技を次々と相手に見舞った。観客席でも暴れ回り、観客を沸かせた。

最注目のトークショーにはガルパンの主人公、西住みほ役の渕上舞さんらが登壇し、「これからもガルパンの応援をお願いします」と呼び掛けた。

ガルパンファンで大洗をよく訪れるという千葉市の会社員、上村朋大さん(25)は「声優を直接見られてうれしい。(規模が)年々大きくなっている印象で、来るたびに楽しい」と話していた。

このほか、県立大洗高マーチングバンド部が演奏したり、地元有志がフラダンスを披露したりして、会場に花を添えた。

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