《茨ぱん》かわち丸クリームパン もみの木(龍ケ崎市)

茨城新聞
2018年3月18日

正式な商品名は「横田農場の米粉でつくるカスタードを包んだもみの木が焼くかわち丸クリームパン」。ほとんど「これって説明じゃない?」ばりの品名。でもここに、このパンのコンセプトが。横田農場は、米粉スイーツなどで有名な龍ケ崎市の店。かわち丸は、龍ケ崎市に隣接する河内町の公式イメージキャラクター。考案したもみの木の山崎清一、裕子夫妻は「この二つの地域の『橋渡し』を、私たちの仕事でできないかと思って」

もともと山崎さん夫妻は大のイベント好き。「行政の垣根に関係なく県南地域を盛り上げたい」と、各地のご当地イベントに出店。その際、龍ケ崎市のイメキャラ・まいりゅうのパンを創作した実績も。既に“地域協同パン”が誕生する土台はできていたのだ。

かわち丸の顔が米でできていることから、パンは白系を強調。その上に顔の焼き印。カスタードクリームを生地で包み、カップに入れて焼き上げた。初お披露目は24日、同市塗戸町の横田農場で行われる、県南のいいもの一大イベント「ライス・フィールド・マーケット」。限定40個を販売する予定。山崎さん夫妻は「地域の垣根を越えてみんなが笑顔になるパンになってくれたらいいな」と、24日を心待ちにしている。

龍ケ崎市緑町95
定休は日曜
営業時間は午前8時~午後6時(4~10月は午後7時まで)
(電)0297(64)0755

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