納豆日本一奪還へ わらづと無料配布 水戸
茨城新聞
2018年2月3日
納豆消費日本一奪還を目指し、水戸市と県納豆商工業協同組合(高野正巳理事長)は2日、同市宮町のJR水戸駅南口で、消費促進のPRイベントを開き、駅利用者らに納豆などを無料で配った。
同市は、2017年の総務省家計調査で、1世帯(2人以上)当たりの納豆購入額が5512円となり、前年の全国1位から3位に後退した。
イベントでは、水戸の梅大使らがわらづと納豆300食と、「再び日本一へ」の見出しが躍る号外「水戸納豆新聞」を行き交う駅利用者らに手渡した。納豆の妖精「ねば~る君」も応援に駆け付け、「悔しさをバネに返り咲いてほしいネバ~」と訴えた。
納豆などを受け取った県立水戸三高1年の鈴木巴菜さん(16)は「地元民として(3位後退は)残念。盛り返すためにもたくさん食べていきたい」と決意。高野理事長も「本場の意地とプライドがある。粘り強くPRを続け、(消費日本一を)奪還したい」と力を込めた。
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