《いらっしゃい》そば道場・久慈川翁 冷たい「せいろ」7種

茨城新聞
2018年2月3日

そば好きには、たまらない店が1月から復活した。いったんは譲渡した店を再び買い戻し、献立は冷たい「せいろそば」7種類だけ。滝沢澄夫さん(77)は「温かいつゆに入れておくと、そばがかわいそう」と、こだわりを話す。

細めのそばを、つゆに少し付けて手繰ると、口中にうまさが広がる。「せいろ」(900円)や熱々のてんぷら付き「天せいろ」(1600円)のほか、頭から尻尾まで食べられるように揚げた「やまめせいろ」(1500円)が美味。温かなつけ汁は「鴨(かも)せいろ」(1600円)などがある。追加のそばは550円。一品料理「そばがき」(1000円)や「そば団子」(400円)も味わえる。

店内は古民家風で、黒ずんだ天井は高く、いろりを切った板の間を含め約150席。10人以上からそば打ち体験ができ、滝沢さんがユーモアを交えて、分かりやすく指導する。

国道118号沿いの店は、大きな看板と水車が回る庭が目印。営業時間は午前11時~午後4時。定休日は毎週火曜と第3水曜日。常陸大宮市盛金1112。(電)0295(57)9333

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