クリスマス控えイチゴ収穫最盛期 生産量日本一の真岡市

下野新聞
2017年12月14日

 生産量日本一で、2019年度に「全国いちごサミット」の開催を予定する真岡市内で、クリスマスの需要期を目前に控えたイチゴの収穫が本格化している。

 同市長沼の「山口いちご園」(山口剛(やまぐちつよし)代表)のビニールハウスでは13日午前8時から、作業を開始。山口代表(55)の妻まり子(こ)さん(52)とパート女性2人が、中腰になりながら素早い手つきで赤く実ったとちおとめを摘み取り、収穫箱に丁寧に詰め込んでいった。

 この日の収量は約100キロ。山口代表が選果、箱詰めなどを行い、午後にはJAはが野に出荷した。14日には東京・大田市場で販売される。

 山口代表は「今夏の日照不足の影響で、果実の生育が例年より遅れた。それでもようやく甘みがのってきていて、年明けにはシーズンで一番おいしくなると思う」と話した。

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