1万5000人駆ける ぐんまマラソン 沿道の声援 力に

上毛新聞
2017年11月4日

市民ランナーの祭典「第27回ぐんまマラソン」(県、前橋市、高崎市、群馬陸上競技協会、上毛新聞社主催)が3日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬を拠点とするコースで行われた。メインレースとして3度目の開催となったフルマラソン(42・195キロ)をはじめ、10キロ、リバーサイドジョギング(約4・2キロ)の3部門に1万4572人が出場し、秋晴れのコースを駆け抜けた。
正田醤油スタジアム群馬を含む4カ所に、県内4病院の救命医療専門スタッフでつくるチームが待機し、救護態勢を強化した。子どもからお年寄りまで幅広い年代が参加するリバーサイドは、組数を4から5に増やし、記録を狙う小中学生向けに「ジュニアスピードラン」も新設。スタート時の混雑を緩和して安全確保に配慮した。
開会式では上毛新聞社の北村幸雄社長が「素晴らしい秋晴れの日。けがのないよう元気に走ろう」と開会宣言。大沢正明知事は「群馬は人情深い県。沿道の声援を力にして完走してほしい」と激励した。
競技はフルマラソン、10キロ、リバーサイドの順に出発した。シドニー五輪女子マラソン銀メダリストのリディア・シモンさんがフル、プロトレイルランナーの鏑木毅さん(桐生市出身)が10キロ、マラソンタレントの加納由理さんがリバーサイドにゲストランナーとして参加した。

 

【写真】秋晴れの下、1万5000人が参加したぐんまマラソン=前橋市上小出町、フルマラソンコース

 

 

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