ザスパ戦に9804人 ホーム今季最多 2位松本と分ける

上毛新聞
2016年9月20日

ㅤサッカーJ2第32節のザスパクサツ群馬―松本山雅FC戦が18日、上毛新聞社と群馬テレビ、エフエム群馬による「群馬マスコミ3社スペシャルマッチ」として前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行われた。多くのサポーターの声援を受けたザスパは前半に先制するも、後半に得点を許し、1―1で引き分けた。観客数は9804人で、今季のホーム戦で最多だった。

ㅤザスパは前半14分、ゴール前の空いたスペースに走り込んだMF瀬川祐輔が決めて先制。GK清水慶記の好セーブもあり、1点リードで前半を折り返した。運動量の落ち始めた後半は松本に攻め込まれて守備の時間が続き、後半14分に同点を許した。終了間際にはFW高橋駿太がシュートを放つなど意地も見せ、2位相手に善戦した。
ㅤ通算成績は8勝10分け14敗(勝ち点34)で17位に後退。次節第33節は25日午後4時から、石川県の西部緑地公園陸上競技場で最下位のツエーゲン金沢と戦う。 スペシャルマッチの一環で、多様なイベントが会場を盛り上げた。元サッカー日本代表でザスパOBの小島伸幸さんと上毛新聞社のザスパ担当記者らによるトークショーや、沼田市や東吾妻町など真田街道沿い6市町村の観光PRなどが行われた。サポーターに真田幸村の甲冑(かっちゅう)と同じ赤を基調としたTシャツが贈られ、スタンドを彩った。観客数は2月の開幕戦のFC岐阜戦で記録した8418人を上回った。ホーム戦では、過去3番目の多さだった。

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