サッカー「ユベントスレジェンドマッチ」 往年のスター選手 躍動 前橋

上毛新聞
2016年11月7日

日伊国交150周年を記念したサッカーの慈善試合「ユベントスレジェンドチャリティーマッチ」(同実行委員会、県サッカー協会、上毛新聞社主催)が5日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行われた。スタンドには幅広い年代のサッカーファン6033人が詰めかけ、往年のスター選手のプレーに酔いしれた。

イタリアの名門クラブ、ユベントスOBの「ユベントスレジェンズ」と、元日本代表選手らの「ジャパンレジェンズ」が対戦。試合前に両選手がピッチに横一列に並び、曽我孝之実行委員会長、針谷章県サッカー協会長、北村幸雄上毛新聞社長、戸塚良明前橋市公営企業管理者が激励した。
試合はGK小島伸幸(新島学園高出身)、FWアマラオ(ザスパクサツ群馬コーチ)ら本県関係者も出場した。前半5分に「ジャパン」が先制したが、同16分に「ユベントス」のFWスキラッチがこぼれ球を右足で押し込んで同点。一進一退の攻防を繰り広げ、5―4でジャパンが点の取り合いを制した。
レジェンドマッチはスポーツ界を発展させ、子供たちに夢を持ってもらおうと、県内で初めて開催。収益の一部は福祉団体に寄付する車いすの購入費に充てる。会場では地震が続くイタリアや日本の被災地支援のために募金活動を行った。

 

【写真】ユベントスレジェンズのFWスキラッチらとタッチをし大喜びのサッカーファン=正田醤油スタジアム群馬

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