ぬくもり醸す陶器 笠間で川澄さん作品展 3日まで 茨城
茨城新聞
2026年9月1日

茨城県鉾田市出身で笠間焼の新鋭陶芸家、川澄智一さん(30)の作陶展が同県笠間市笠間の回廊ギャラリー門で開かれている。同展は3日まで。
川澄さんは県立鉾田一高時代、美術部顧問の勧めで作陶を始めた。京都美術工芸大、県立笠間陶芸大学校を経て、笠間市の大津晃窯で修業を重ね、2023年に同市で独立。笠間粘土から醸すぬくもりと、金属調の釉薬(ゆうやく)が融和した質感が支持されている。同県日立市や東京都内のカフェやレストランで食器として採用されているほか、京都や東京で作品展を開催するなど、若手実力派として注目を集めている。
本展では、大皿やぐい飲み、マグカップなど約300点を出品。見る角度によって多彩な表情を見せるメタリックな質感や凹凸のある素材感など唯一無二の世界観が広がる。
川澄さんは「笠間の土でしか表せない荒々しさと、釉薬の調合や焼成で生まれる色彩を大切にしている。料理に彩りを添える器に仕上げているので間近で見てほしい」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は同3時まで)。同ギャラリー(電)0296(71)1507。
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