《ぱれっと》秋においしいスイーツ

上毛新聞
2017年10月13日

クリやサツマイモは、秋の味覚の代表格。普通に食べてもおいしいけれど、プロの手によるスイーツならもっとおいしいはず。秋ならではのスイーツを味わいたい。
ケーキ
◆極上焼きモンブラン(富岡市・創作菓子工房木の実=☎0274・64・3003)210円
クリのペーストをたっぷりと練りこんだクリーミーな生地に、渋皮煮のクリを丸ごと包み込み、ほっくりと焼き上げた季節限定商品=写真。しっとりとした食感とクリのおいしさが口いっぱいに広がる。国道254号から一歩入った“お菓子の家”のような外観が目印。モンブランの生ケーキ(390円)もお薦め。10~19時半、月曜休み。
◆マロンロール(板倉町・cake cafeロポン=☎0276・55・4525)1カット324円、1ホール1620円
濃厚な味わいのフランス産マロンのクリームに、ラム酒で煮込んだクリの渋皮煮をちりばめたぜいたくなロールケーキ=写真。プレーンとココア味の2色のスポンジは、サクサクとした食感のビスキュイタイプでコクのあるクリームを際立たせる。クリとラム酒の香りが絶妙。予約がお薦め。10時半~17時半、日・月曜休み。
スイートポテト
◆玉村っ子(玉村町・みよし乃製菓舗=☎0270・65・2803)185円。
厳選したサツマイモをオーブンで丁寧に焼き、最高級の白あん、高純度の生クリームを隠し味に使用。サツマイモの風味を生かした甘さ控えめで口どけの良い食感のスイートポテト=写真。同店では、数種類の卵を使って生かし焼き上げたしっとりふんわりスポンジのロールケーキも人気。9時15分~18時、火曜・第3水曜休み。
◆遠足チーズポテト(安中市・冨士屋=☎027・381・0410)151円
「安政遠足」にちなみ約30年前に考案。茨城県や千葉県産の紅あずまにこだわり、ホロホロの食感と豊かなバターの香りが魅力のスイートポテト=写真。3年前に加えたクリームチーズを盛り込んだチーズポテトは爽やかな味わいで、新たなファンが増えている。8時半~19時15分、月2回水曜日休み。
タルトなど
◆安納芋タルト(みどり市・玉子屋やまたか=☎0277・76・1389)280円
鹿児島県・種子島の契約農家から仕入れた安納芋を使用。焼き芋にして蜜を引き出してからペースト状にしており、甘みとうま味が極上の味わい。カラメルソースがかかったイモとクリームチーズ、発酵バターが入ったパイ生地の塩味がベストマッチ=写真。10~18時、日曜・祝日休み。
◆むらさき芋のチーズタルト(高崎市・菓子工房モミの木=☎027・363・7830)410円
チーズタルトの上に、カスタードクリーム、イチゴとフランボワーズソースがアクセントのグランマルニエのムース、むらさき芋のペーストをデコレーション=写真。コクのあるむらさき芋、爽やかなムース、濃厚なチーズといった3層のコラボレーションを楽しめる。喫茶コーナーがあり、ケーキに合わせていれたてのコーヒーも味わえる。9時半~19時、水・第3木曜休み。
◆シュー栗~む(前橋市・パティシェ工房ミッシェル=☎027・235・5600)216円
サクサクに焼き上げたクッキーシューの中には、良質のバターやミルク、新鮮な那須究極卵を使用したクリのカスタードクリーム、甘さを抑えた同店オリジナルフレッシュクリームがたっぷり=写真。クリの甘露煮を一粒一粒砕いて混ぜ込んでいるため、クリの食感も楽しめる。9時半~19時半、水曜・第3木曜休み。
和菓子

(沼田市・荒木屋=☎0278・24・4545)一枚板1620円、小箱540円
北海道十勝産の小豆に白ざらめ、長野県諏訪産の棒寒天を使用し、伝統の製法でじっくりと練り上げた切れ目のない一枚流しようかん=写真。小豆とクリとの絶妙な組み合わせ、さらりとした甘さ、しっかりとした昔ながらの食感を愛するリピーターも多い。今夏、オレンジ色の小箱を発売。高級杉木箱入りは贈答にお薦め。9時半~18時、水曜休み。